- まず、自分がなぜ起業したいと思ったのかですが、
特に何かやりたいことがあったわけではなく、
ただサラリーマンになりたくなかったから、消去法で起業しようと思いました。
サラリーマンになりたくなかった理由は、
「おれ絶対サラリーマン無理!病む!」
と思うできごとがあったから。
大学時代、ゼミの先輩にスポーツ万能で勉強もできる方がいた。スポーツではクラブ活動で全国大会に名を残すほど。
喋ったことはないが、その後輩が僕と同じゼミの同期で、その先輩と同じクラブに所属していたので、先輩の活躍ぶりは彼から耳にしていました。
正直、絵に描いたような理想の先輩です。
彼は某有名電機メーカーの営業職として内定を貰っていました。
こういう人が日本を背負ってくんだろうなぁ。幸せな人生を送るんだろうなぁと、
何の疑いもなく僕はそう思いました。
その2年後、自分も大学4年生になった頃、
ゼミの同期に、先輩の近況を聞く機会がありました。
さぞ活躍されてるだろうと思った。
しかし、予想とは異なり、
その先輩は胃潰瘍で入院していたのです。
あまりの営業ノルマのキツさ、激務に体を壊し、胃に穴があいてしまったのです。
そのコトを聞いた瞬間、
「いやいやいや、あの先輩が無理やのに、俺がどうやってサラリーマンで食うていけるっていうねん。はい、終ーー了ーーー。」
と、
心の中で試合終了のホイッスルが鳴りました。
その後、自分の人生の進路を考えたところ、
まず一般企業への就職活動は諦めました。(笑)
今考えると、キメツケが早すぎましたが。
超絶ガラスのハート持ちの自分に、そんな仕事耐えられるはずがないと。
要するに起業の動機は、
・サラリーマンで生きていく自信が全く無かった
・ましてや営業職なんぞしようものなら精神を病む確率1000%
というような中身です。
その思いが出てきた際、
あ、起業すりゃ良いじゃん!
という結論に至りました。
正直起業でもなんでも良かったんです。
自分のメンタルさえ病まなければ。
本当にこれと言って情熱があったわけでもなく、
仕事ができたかというわけでもなく、
何か特技があったわけでもありません。
そんな簡単に、うまくいくほど商売甘くないということに気づいた話はまた後日。(笑)
結局のところ、
起業して何をするかの方が大事なんだと気づきました。
考えてみたら当然ですよね。
起業=イケてる
って考えていたのが痛すぎる、、笑
じゃあ、あの時どうすれば良かったのか?
今の自分が、あの時の自分に何を言えるか?
・「サラリーマンが嫌だから起業」はオススメしない
・嫌な理由が「ストレスで病む」ならストレスを感じない仕事を探す
・ストレスを感じない仕事や働き方は意外とある
・やるなら副業からはじめた方が良い
・小さくトライがオススメ!
過去の自分に伝えるとしたら上記のようなことを伝えると思います。
まぁでも、だいぶ痛いアホだったので、伝わるかわかりませんが(笑)
今日はこの辺で。
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