僕が起業失敗した理由③売上さえ得られれば良いと思っていた

失敗談

僕が起業失敗した理由3つ目、それは

「売上ばかりに目を向けていたこと」です。

 

起業すれば誰もが、ノドから手が出るほど欲しいもの、、「売上」。

そう、売上はとても大事です。

 

「そんな当たり前のこと言われなくてもわかってるよ!」

と言われそうですが、売上を得るよりもまずはじめに何をすべきだったか。

 

結論から言うと、いかに売上を得るかより、

 

いかに支出を抑えるか

いかに損失を抑えるか

 

が大事だと、今となって思います。

 

自分が起業したての頃は、何をするかも決まってなく

とにかく売上を得ることに突っ走りました。

 

そのために、

資本金を親から借りて準備し、

法人登記を済ませ、オフィスを構えと、様々なものに出費したところ

 

売上は一銭も出ていないのに、出費ばかり増えました。

 

売上があろうが無かろうが、家賃や光熱費といった「固定費」は出ていきます。

 

また、月々の固定費が多ければ多いほど、必要とする売上額は増えますし、資金的な体力は長く続きません。

しかし、売上と違い、固定費などの支出は自分でコントロールがしやすい項目ではあります。やろうと思えば今すぐにでも内容を見直したり、サービスを他社に切り替えることが可能です。

 

少し見直すだけで、通信費が1万円、家賃が5000円などすぐに削減することができます。

これは丸々その削減金額が利益となります。

 

最終的に「利益」を残すことが、商売を継続する上で絶対条件なんだと気づきました。

 

起業当初、つくづく自分はバカだなと思ったのは、

「売上」=ほぼ「利益」

という勘違いをしていたところです。少し考えればわかることなのですが、

 

何となくボンヤリと「売上を得ればイコール利益になるんだ」と思い込んでいました。

そのぐらい無知で浅はかでした。

 

結局のところ、起業しても食べていけるかどうかなんてわかりません。

どんな商品がいくら売れるかもわかりません。

事業が軌道に乗るまで、何か月、何年かかるかもわかりません。

 

売上はお客さんという相手がいることなので、自分の都合だけでどうにかなるものではありません。

 

また、いくら売上を得たとしても、それ以上に支出があれば赤字です。

 

それにも関わらず支出にはほとんど目もくれず、売上ばかり意識がいっていました。

 

でも立ち止まってよく考えてみると、

 

利益を出すには、売上を上げるだけでなく、売上そのままで支出を減らせば利益は増えるということに気づきました。

 

例えば

 

①【売上10万 ー 支出9万 = 利益1万】

 

②【売上2万   ー 支出1万 = 利益1万】

 

上記の①と②は、売上に関しては8万円もの差がありますが、利益は同じ1万円です。

 

ほんっとうに当たり前のコトなんですが、これに気づいてから商売の考え方がガラっと変わりました。

 

それも自分が事業を失敗してから。。。

気づくのが遅いわって感じですが(涙)

 

商売をするからには黒字は絶対条件です。でも上でも述べたように売上はすぐに上がるわけではありません。手を変え品を変えと試行錯誤しなければいけない期間もあると思います。

その中で重要なのは、

 

「損失を最小限に抑えること」

 

これが商売を継続させる大きなコツの1つです。

 

まとめ

・起業当初は「損失をいかに抑えるか」を意識すること。

・売上の有無に関わらず固定費は出ていく。

・固定費などの支出をいかにコントロールするかが商売を継続させるコツ

 

今日はこのへんで。

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