学校と社会人の勉強の違い
勉強はしないよりした方が良い。
当たり前だがなかなかできない。
なぜかと考えると義務教育のイメージがあるからだろう。
自分は、両親が教師だったにもかかわらず偏差値30台のボンクラ息子だ。
勉強時間は苦痛で仕方なかった。
だが、社会人になってからの勉強は、
学校の勉強とは全く別モノと思ってもらって良い。
何が違うかというと、
自分が勉強したいことを勉強すれば良いのだ。
本題とは少しズレるが、自分の趣味に関するコトや興味を持ったことを勉強するのだって良い。自分は基本的に「人生は幸せ楽しむためにある」と思っている。お金を稼ぐことが全てではないし、その勉強や学びが人生を豊かにしてくれるものであれば素晴らしいことだと思う。そういう意味でも勉強はしておいて損はないだろう。
話を戻そう。自分の仕事に関するものであれば知識も入りやすいだろう。日々の実務で行っていることの知識が深まると興味も少しずつ湧いてくるのはよく聞く話だ。
また、社会人の勉強は「お金」に直結するものが多い。
というか興味が持てないし、お金に直結しない勉強はしない方が良い。
結局、余計に勉強が嫌いになる。
遊んでいる方がよっぽど人生豊かになる。
目的に合った勉強をする
勉強にも種類がある。
①資格・スキルなどを身に付ける勉強
→資格手当、業務独占などで収入がアップする
②実務に直結する知識(商品知識・業界情報など)
→社内では「〇〇のことはあの人に聞けば応えてくれる」と印象づけられ、お客さんからは「あの人は〇〇について聞いたことは何でも教えてくれる」という信用を得られるようになる。信用を得られると、徐々にお客さんとの信頼関係が築かれていき、営業でも安定した成績が残せるようになる。
③損をしないための勉強(投資・保険などの金融知識)
→金融知識を得ることで、詐欺まがいのボッタクリ金融商品、不要な割高保険への加入を防ぐなど、お金を守ることで、資産形成に大きく有利になる。
これらは、学校の勉強とは違い、年収アップや資産形成に直結することだ。
やっておくことをオススメする。
①は②③に比べ、時間がかかる。短くて半年、長ければ1年以上かかるだろう。医師、弁護士、会計士などがある。日頃から勉強慣れしていない方にはハードルが高いだろう。
まず仕事に直結する②、少ない時間勉強するだけでお金を守れる③を勉強しておくことをオススメする。
③を勉強するならリベ大の「本当の自由を手に入れるお金の大学」がオススメだ。
仕事に直結する勉強はリターンが大きい
リターンが大きいと書いたのは、短期間で大きく稼げるということではない。
例えば資格手当のある会社で、資格を取ると
半永久的な不労所得になるということだ。
資格でいうと、仮に資格手当が月1万円あるとしよう。簿記でもITスキルでも何でも良い。
すると、年12ヶ月で12万。単純計算すると25で資格を取得して、65歳で退職するまでその会社で働くと過程すると40年間だ。
年12万✖️40年=480万円だ。
この数字を見てどう思うだろう。とても大きな金額だと思わないだろうか。
年収400万円の人が病気で1年働けなくなったとしてもこのお金が入ってくる。
まぁこれは極端な例だが、自分はそう考えるとリターンとしては大きいのではないかと思う。
年収400万の人であれば、1年間休んでいても収入があると考えれば、美味しいと思わないだろうか?
また、就職・転職時のアドバンテージになる。
例えば簿記であれば基礎的な経理処理はできるであろうし、簿記資格を取るだけの努力ができる人なんだなという判断のモノサシにはなる。
注意!「勉強ができる人=仕事ができる人」ではない
勘違いしてはいけないのは、
「勉強ができる=仕事ができる」ではない。
あくまで、その分野に関してズブの素人より知識がある、勉強という「努力ができる」という判断材料になるだけだ。
だから「自分は勉強ができるから仕事ができるのだ!」と思うのはいささか傲慢な考えだ。
勉強ができることが仕事の手を抜く免罪符にはならない。
これは自分の主観であり偏見でもあるかもしれないが、
勉強するから仕事はできなくても良いだろうと考える人は少なくない。
かくいう自分がそうだったからというオチのついた話ではあるが。単なる勉強マニアに陥らないよう注意が必要だ。また、結局仕事は人と人とのコミュニケ―ションで成り立つ。勉強ができるからといって態度が悪くて許されるわけはない。必要最低限の配慮・思いやりを持つことは大切だろう。
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